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水の存在なくして銘酒の旨さは語れないと言われます。
石川県白山市は、白山連邦から流れ出る伏流水の恩恵を受け、昔から技と心の蔵人気質で取り組む酒づくりの盛んな土地柄。
その白山市鶴来にある菊姫さんにおじゃまして来ました。
菊姫は一切の妥協を許さず、原料から・造り・貯蔵までの全てにおいてこだわりを持つ酒蔵です。
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菊姫理想の酒、黒吟
今回はかねてからお願いしていた「黒吟」の袋吊りに立ち合わさせていただきました。袋吊りとは、布袋を上から吊るし、重力だけで自然に ポトリポトリ落ちてくるお酒だけを集める方法です。余分な圧力を一切加えないので雑味がなく、上品な味わいのお酒を搾る時に使用します。 これはお酒の中でもほんの一部、出品酒などを搾る時のやり方です。これは非常にデリケートな作業です。
もろみの状態と一分、一秒を大切にする繊細な作業、またそのタイミングがうまく合わないと中々見ることができない非常に貴重な現場を 実際にこの目で見ることができました。
技術の粋を集めた一本を
タンク
↑菊姫の銘酒が眠るタンク。
持てる力のすべてを注ぎ込んだ大吟醸を袋吊りし、その酒袋から自然に滴り落ちる酒だけを集め、タンク貯蔵ではなく、 一本一本ていねいに瓶詰めし、それを約三年間、理想的な状態で寝かせます。 その間、絶えず熟成度を確かめ、菊姫が「良し」と判断したとき、初めて限定出荷される逸品が今回の「菊姫黒吟」です。
そのため菊姫では同程度の生産規模からすると、他では考えられないほどの広さの貯酒場と技術と努力が必要とされます。
そんな計り知れない条件を乗り越えて商品化された「菊姫黒吟」
敬意を表してぼくも思い切って「菊姫黒吟」を一本買ったわけですが、勿体なくていつ飲めばいいかわからないでいます・・・。
菊姫写真
↑上 菊姫の暖簾、その歴史は100年を超える。
↑中 白山麓八幡にある菊姫の貯酒場。菊姫の逸品が眠っている。
↑下 袋吊りの作業風景
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菊姫の代表酒「大吟醸」を超えた酒「吟」
黒吟は「吟」の「袋吊り」「ビン貯」「三年もの」です。
搾り時、酒袋から自然に滴り落ちる酒だけを集め、一本一本丁寧に瓶詰めし、約三年間理想的な状態で寝かせます。 絶えず熟成度を確かめ、菊姫が良しと判断したとき初めて限定で出荷されます。
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